首相、サンライズ計画表明へ 26日開幕のサミットで

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菅直人首相は5月23日、フランス・ドービルで26日に開幕する主要国(G8)首脳会議の冒頭で、設置可能な全てのビル、
住宅に太陽光パネルを設置する構想「サンライズ計画」を表明する意向を固めた。

福島第1原発事故を踏まえ、太陽光や風力、バイオマス(生物資源)などの再生可能エネルギーを重視する姿勢をアピール
するのが狙いだ。太陽光パネル普及の2030年までの数値目標についても明言する方向で調整している。

計画には、太陽光発電のコストを20年には現在の3分の1に、30年には6分の1まで引き下げることを盛り込む。植物などを
燃料とするバイオマスについても、20年代の本格導入を目指すと強調する方針だ。

47NEWS 2011/05/23