7月1日から全量買取制度がスタート:エコテラスから2つの太陽光発電シミュレーションソフトをリリース

2012年7月1日より再生可能エネルギーの全量買取制度がスタートしました。
全量買取制度は、主に事業用の太陽光発電を中心に適用されますが、
10kWh以上の発電量であれば、用途に関わらず住宅用でも適用され、
買取り期間も20年と長く設定されています。

これまでの余剰電力買取制度から、全量買取制度に代わることにより、
これまで以上に太陽光発電設置の需要は確実に増加します。

本制度では問題点もあげられています。太陽光サーチャージによる国民負担
が大きくなり、 先のドイツの様に膨大な太陽光発電を導入した結果、
固定価格買い取り制度(FIT)が維持できなくなる。
余剰電力の買取ではない為、省エネ意識が低下する。
などが言われますが、大きな方向性として太陽光発電の普及は加速的に
進む事は間違いありません。

その中で、太陽光発電導入時のシミュレーションとして、生活産業研究所
が得意とする 「日影の影響・日射量」の解析サービスが注目されています。
 
生活産業研究所では、そのニーズに応えるために、新たなサービス、
EcoPlannerPRO(エコプランナープロ)とSolar魚眼という2つのアプリケーション
をリリースいたしました。

■EcoPlannerProは6月29日リリースした高精度日射量・反射光解析ツールです。
太陽光発電の計画や建築意匠設計時などにおける日射量を【影の影響を考慮】
し、シミュレーションする他、反射光の解析も行います。
太陽光パネルの最適な配置の検討や、競合他社とは違う信頼と安心をお客様
へ提案できます。
太陽光発電シミュレーションソフトEcoPlannerPRO詳細はこちら
 <無料体験版あります>

■SOLAR魚眼は、魚眼レンズで撮影した画像データを元に、周辺建物等の影響
 による日影及び太陽光パネル設置時の反射光を【かんたんに】予測するシス
 テムです。
 【日射・日影・反射光予測システム SOLAR魚眼詳細はこちら

オーエス、コンセントからも充電できる携帯用太陽光発電「どこでも発電」

太陽光発電システム ニュース─

オーエスは、家庭のコンセントからも充電できる携帯用の太陽光発電機「どこでも発電 GSR-111B」を、ヨドバシカメラのネットショップ「ヨドバシ.com」で10月14日より販売する。

価格はオープンプライス。市場想定価格は45,000円前後。出荷は11月15日を予定している。

巻き取り式の太陽電池シートを備えた、携帯用の太陽光発電機「どこでも発電」シリーズの新モデル。発電する際には、太陽電池シートを本体から引き出し、太陽光を当てることで発電する。発電した電気は、本体内のニッケル水素電池に蓄えられる。

今回発売するGSR-111Bでは、従来モデル「GSR-110B」では用意されていなかった充電用のACアダプターを付属。家庭用コンセントからの緊急充電が可能になった。また、USB出力端子も、従来の1口から2口に追加された。出力は5Vで、スマートフォンの充電にも対応するという。

家電Watch 2011/10/14

ヤマダ電機、太陽光発電システムの施工研修、資格取得のための施設を開校

太陽光発電関連 ニュース─

ヤマダ電機連結子会社であるヤマダエコソリューションは、太陽光発電システムの施工研修と施工資格を取得できる「日本自然エネルギー技術学院」を、2011年11月1日に愛知県西尾市の研修施設で開校することを発表した。

これは、ヤマダ電機グループのスマートハウスビジネスにおける地球環境問題取り組みの一環として行われるもので、太陽光発電システム施工に関する知識、技術、各メーカーの施工認定ID が取得できる研修施設。

東日本大震災以降、太陽光発電システム導入の動きが高まっているが、国内では歴史が浅く、今後予想される需要増へ対応できるかが懸念されている。

そんななか、高品質、安全性を注視した施工ができるインフラ作りにより、施工技術、施工品質をしっかりと教育できる研修機関が必要という考えから、今回の開校に至ったという。

環境ビジネス.jp 2011/10/14

福岡市中央区初の全世帯供給型太陽光発電システム付分譲マンション

─マンション 太陽光発電ニュース─

日本で初めて全世帯供給型太陽光発電システム付分譲マンションをリリースした株式会社グランディア(所在地:福岡県福岡市、代表取締役:砂本 和也)は、「ザ・グランディアソラーレ平尾」(福岡県福岡市中央区平尾3)の分譲を10月から開始します。

『ザ・グランディアソラーレ平尾』とは

全世帯供給型太陽光発電システムを搭載した『ソラーレ』シリーズと、マンション構造・設備・デザイン性において細部に渡りハイグレードな仕様を追求した『ザ・グランディア』シリーズ、この2つの特長を融合したグランディアの最新マンションです。

また、福岡市中央区では初の全世帯供給型太陽光発電マンションとなります。

@press:株式会社グランディア プレスリリース 2011/10/5

戸別供給型太陽光発電のマンション建設 大阪・千里ニュータウン

─マンション 太陽光発電ニュース─

大和ハウス工業長谷工コーポレーションは26日、戸別供給型の太陽光発電システムを導入した関西初の分譲マンション「プレミスト南千里津雲台パークフロント・パークブリーゼ」(2棟、総戸数351戸)を30日から大阪府吹田市千里ニュータウンに建設すると発表した。

マンション居住者にとっても太陽光発電への関心は高く、付加価値の高い商品の投入で普及を進める狙いだ。

マンションは「パークフロント」(9階建て、186戸)と「パークブリーゼ」(10階建て、165戸)の2棟。

専有面積は63.21〜96.35平方メートル(納戸付き2LDK〜4LDK)、価格は2400万〜4900万円台で、パークフロントは平成25年3月下旬、パークブリーゼは同年6月下旬に完成予定。

MSN産経ニュース 2011/9/26

発電効率8〜10%アップの新型エネファーム10月から販売開始

太陽光発電システム ニュース─

JX日鉱日石エネルギーは、世界最小サイズで、世界最高の発電効率を有するSOFC型(固体酸化物形燃料電池)の家庭用燃料電池エネファーム」を10月17日に販売する。

今回発売するエネファームは、現行のPEFC型(固体高分子形燃料電池)製品に比べ、約40%(容積比)小型化するとともに、定格発電効率45%を達成し、発電効率を8〜10%向上させた。

また、新型エネファームは、日中の消費電力に合わせて発電し、深夜も冷蔵庫や待機電力などに電気を供給し続けるなど、ライフスタイルに合わせた24時間連続運転を行う。これにより、家庭で使用する電気の約70%を賄うことを可能とした。

さらに、バックアップボイラーとして、ガス燃焼時の排熱を再利用することで、熱回収効率を従来の給湯器に比べて15%アップの95%まで高めた、潜熱回収型高効率給湯器を標準装備する。こうした省エネ性能により、従来の給湯器に比べて、CO2排出量を約40%削減できると試算している。

環境ビジネス.jp 2011/9/20

耕作放棄地で太陽光発電推進へ

太陽光発電関連 ニュース─

農林水産省は、耕作が行われていない、いわゆる耕作放棄地で、太陽光発電などを進めるため、農地法の規制を緩和すると共に、再生可能エネルギーを活用した発電事業に乗り出す地域の法人に国が出資する新たな制度を来年度から始める方針を固めました。

東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、政府は再生可能エネルギーの活用を目指すことにしていますが、太陽光発電などを増やすには広大な用地の確保が課題の1つになっています。

このため農林水産省は、用地の1つとして、耕作が行われていない全国でおよそ40万ヘクタールに及ぶ耕作放棄地の活用に乗り出すことにしたものです。

具体的には、耕作放棄地で発電事業が可能になるように農地法などの規制を緩和すると共に、国が新たに基金を設けて、耕作放棄地で太陽光や風力による発電事業に参入する地権者や農業団体などでつくる地域の法人に出資する仕組みを整備する方針です。

NHKニュース 2011/9/15