発電効率8〜10%アップの新型エネファーム10月から販売開始

太陽光発電システム ニュース─

JX日鉱日石エネルギーは、世界最小サイズで、世界最高の発電効率を有するSOFC型(固体酸化物形燃料電池)の家庭用燃料電池エネファーム」を10月17日に販売する。

今回発売するエネファームは、現行のPEFC型(固体高分子形燃料電池)製品に比べ、約40%(容積比)小型化するとともに、定格発電効率45%を達成し、発電効率を8〜10%向上させた。

また、新型エネファームは、日中の消費電力に合わせて発電し、深夜も冷蔵庫や待機電力などに電気を供給し続けるなど、ライフスタイルに合わせた24時間連続運転を行う。これにより、家庭で使用する電気の約70%を賄うことを可能とした。

さらに、バックアップボイラーとして、ガス燃焼時の排熱を再利用することで、熱回収効率を従来の給湯器に比べて15%アップの95%まで高めた、潜熱回収型高効率給湯器を標準装備する。こうした省エネ性能により、従来の給湯器に比べて、CO2排出量を約40%削減できると試算している。

環境ビジネス.jp 2011/9/20